薪ストーブって贅沢品?いやいや優良な温暖化対策製品です!

地球温暖化の進行が原因になっていると言われている最近の異常気象(猛暑、豪雨)で被る災害は過去に経験したことのないことばかりで本当に怖いですね。私たちはストップ温暖化に向けて待った無しな状況下にいるのではないでしょうか。

薪ストーブは再生可能エネルギーである木質バイオマスを燃焼させる暖房機器です。木質のエネルギー利用は大気中の温暖化の要因とされる温室効果ガスであるCO2濃度に影響を与えないというカーボンニュートラルな特性がありますので、化石燃料の代わりに色々な場面で使えばCO2排出量を減らせて、ストップ温暖化に貢献すると言われています。

冬の暖を取るときのエネルギーを木質バイオマス:薪にして、薪ストーブを使用することは、化石燃料の使用を減らすことになり、環境負荷が低い優良な暖房機器として、役に立つのではないでしょうか。

ではどの位、CO2の排出量を減らせるのでしょうか。化石燃料の代表、灯油を使用した場合と比べてみました。

薪ストーブと他暖房機器との併用で朝、夕方から夜までの使用で期間は11月から3月で大体5m3の薪を使用するとして、薪1kg当たりの熱量3,800kcal で1m3当たりの重量は約500kgとします。

1シーズンに得られる薪からの熱量は(ストーブの燃焼効率75%として)

500kg/薪1m3 x  5m3 x 3800kcal/kg x 75%(燃焼効率)=7,125,000kcal:1シーズンに得られる熱量

灯油1L当たりの熱量10,500kcal 灯油1L当たりのCO2排出量2.5kg/L

5m3分の薪から得られる熱量を灯油に換算して使用量のCO2排出量は

灯油使用量:7,125,000kcal÷10,500kcal/L=678L

CO2排出量:678L x 2.5kg/L=1,695kg≒1.7t

CO2が1.7tといってもイメージが沸かないので、ハイブリット車が普通車(燃費1リットル15キロ、年1万キロ走行)のガソリン消費量を4割節約できると想定して試算すると、ハイブリッド車の年間CO2削減量は約0.6tだそうです。

1.7t÷0.6t=2.8台分

驚きです!薪を5m3使用して、こんなにCO2排出量を減らせるとは、なんと素晴らしい温暖化対策製品なのでしょう。薪の扱いが少々手間がかかり購入すれば若干高いですが、自給自足できるエネルギーです。初期投資(ストーブや煙突の設置、薪棚スペースの確保)も他に比べるとかかります。しかし炎を楽しみ、癒され、暖かさが得られ、美味しいものが作れる、アナログ感満載な、こんな趣味嗜好品が他にあるでしょうか。趣味嗜好品でありながら、優良な温暖化対策製品です。温暖化から子供達の未来を守る一助になる製品といえないでしょうか。

欧州では、北欧だけではなく、主軸国(ドイツ、イタリア、フランス、オーストリア、ベルギー等々)の住居に大体必ず煙突(チムニー)があり、薪ストーブやペレットストーブを使ってます。日本でももっと多くの方に知ってもらって、使ってもらえるといいなと思います。

薪ストーブって贅沢品? いやいや優良な温暖化対策製品です!!